第26回日本管打楽器コンクールのトロンボーン部門が開催されています。日付の上で昨日は一次予選3日目で、予選通過者の発表。夕方はお陰でケータイが鳴りっぱなし。結果は当然ながら悲喜こもごも。
通過した皆さんには二次もガンバレと応援したいし、一次で残念ながら願い叶わずという皆さん(の人数が実は多いんだけど・・・)には、ぜひ気を取り直して二次から本選の演奏を聴きに行って欲しいと思います。通過できなかった悔しい気持ちを考えるとあまり無理は言えないのですが、本気で受けたのならば、ぜひ聴くべきだと思います。頑張ってください。
結果発表とか今後の日程などはこちら↓
(財)日本音楽教育文化振興会のHP____
一昨日、一次予選2日目の最後の2セッションを聴きに行きました。
一次予選の課題曲、DAVID作曲の小協奏曲は、コンクールやオーディションの曲として、トロンボーン吹きの間ではあまりに有名ですが、その1楽章のある部分を聴くと自分が好んで使う節回しというか、解釈があるので僕のレッスンを受けたことのある人かどうか、実は良くわかります。
もちろん演奏者は個人個人の音楽性に基づいて演奏されているわけなので、僕は強制したりすることはしません。でもちゃんとスコアを読めば自ずと導き出される解釈なので、共感できた人はそう演奏するだけなのです、たぶん。
僕にそこの部分の解釈を気づかせてくださったのは、残念ながら故人になられた白石直之さんで、福岡の三好隆三先生の元では僕は弟弟子。三好先生がレッスン中に聴かせてくださった当時の毎コン(今の日本音楽コンクール)予選の白石さんの演奏。同じくDAVIDの1楽章。強烈な印象でした。
その、実に音楽的な解釈は、残念なことに今は少数派なので、僕絡みの人はすぐ見分けが付くのですが、“おやっ”と感じたプレーヤーがいました。僕は何も絡んでいないのですが、同じような解釈、曲想です。実はピアノのJさんが伴奏で、Jさんは今現在たぶん最もDAVIDの演奏回数の多いピアニスト。芸大に勤務していた頃に何度も学生のレッスンにお付き合い頂きました。
で、そのJさんが伴奏されていたので、そのプレーヤーも自然と影響されて似たような解釈の演奏になったというのが事の真相なのですが、実はそのプレーヤーは白石さんの生徒さんなのでありました。話してみると白石さんからはDAVIDのレッスンは受けていないと言うことでした。
こんな一見どうでも良いことに喜んでいる自分も自分なのですが、確かに白石さんの撒かれた音楽のDNAは、30年近く経った今、僕とJさんを経由してお弟子さんへと受け継がれたようです。なんだか感慨深いものがあります。
posted by こが@管理人 at 01:03|
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