2005年03月31日

祝!ご卒業

少々投稿が遅くなってしまったけど、今年も多くの方が都響からめでたくご卒業された。



3月のサントリー定期で有終の美を飾られる方、その前の上野の定期でと言う方、またその前の芸劇での演奏会でと言う方、様々だった。別れというモノ、いつかは来るものだと分かってはいるんだけど、やはり感傷的になってしまう。



特にティンパニの定成さんみたいに、僕たちにとってものすごく大きな存在感のある方、福田さんのようにサウンド、音楽的なことなどなどで都響の顔と言える方々の退職が多かったような気がするなぁ。



すでにニュースでご存じの方も多いと思うけど、わが都響もなかなか難しい問題を抱えていて、僕はあえていつも当欄では取り上げない方針なんだけど、しかし、このところって言うかずっとだけど、率直に言って暗めの話題が多い気がする。



しかし、都響というオーケストラ、直接演奏会を聴いてくださっている方々は、分かってくださっていると信じるのでありますが、こんな状況下でも演奏へのモチベーションは極めて高いと思う。とにかく今の僕たちに出来ること、やはり質の高い音楽を提供し続ける事しか、方法は無いんだと、みんな暗黙のうちに理解して頑張っている結果だと思うのです。誰かが声高にああしようこうしようと言っている訳じゃなくて。



新しい年度を迎え、都響創立40年ということでもあるし、気分も新たにまた素晴らしい音楽に巡り会えるように頑張って行きたいと思うのであります。



長年都響を引っ張って来てくださった皆さん、本当にご苦労様。ありがとうございました。





posted by こが@管理人 at 02:41| Comment(0) | 旧ブログサイトログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月25日

素晴らしきラッパ吹き人生

都響トランペット首席 福田善亮さんが昨日の都響上野定期をもって退団された。



ご本人に読まれると照れ臭いので、記事にしにくいんだけど、しかし僕たちにとっては非常に大きな出来事。都響的にはかなりの戦力ダウン必至。後に残った高橋くんをはじめとする3人のセクションは、それでも自慢の素晴らしいセクションなので、何とかなるとは思っているんだけど、、、、違った個性、魅力をお持ちの二人の強力なトランペット首席を擁しているというのは、ものすごく贅沢なことだったのだと、今頃になって気がつく。やはり福田さんと一緒に演奏出来なくなるのかと思うと、かなり寂しい。



福田さんのトランペットは、無理、無礼、失礼を承知の上で、僕の独断で言葉にしてみるけど、福田さんはとことん知的で、かと言って醒めたラッパと言う訳ではなく歌心もモチロン素晴らしく。作曲家とか時代などに応じて音色やスタイルを自由自在に吹き分けられるところがすごいところで、またジャズへの造詣も深く、ジャンルに関係なく、その豊富な知識と経験、練習量に裏付けられた演奏は、オケのトランペットはかくあるべしという、尊敬するプレーヤーのお一人。



僕的にはバッハ、モーツァルト、ベートーヴェンやブラームスと言ったベーシックなレパートリーを、しっかりとそのスタイルで演奏出来る数少ない人だと思っているので、横で演奏するだけで、いろんなことが勉強になった。若いプレーヤーにはこれからも是非札幌へ行って勉強して欲しいと思う位。まあ東京からは遠すぎるけど。最後の上野定期でのベートーヴェンの7番も見事。



4月からは札幌交響楽団の首席として、新天地でご活躍される。しかし、ラッパ吹きとしての身の処し方も見事と言うか、雑誌パイパーズにインタビューが掲載されているのでご存じの方もいるかもしれないけど、ずっと故郷の北海道での演奏を希望されていたのが実現した訳で、人生の切り替えも見事。



北海道で、これからますますのご活躍をお祈りしております。素晴らしきラッパ吹き人生万歳!!!本当におめでとうございます。。。。。




posted by こが@管理人 at 03:09| Comment(2) | 旧ブログサイトログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月22日

テルアヴィヴでは

マエストロ ベルティーニの葬儀が、イスラエルのテルアヴィヴでとり行われたようです。



都響からも楽団主幹が参列しています。ご本人の希望なのか、ご家族の希望なのか分からないけど、状況的にはご本人の希望だろうと想像しますが、葬儀の会場では都響のマーラー(曲名は不明)がずっと流されたようです。詳細が分かったらまた記事にしてみますが、もしも本当ならば、この上なく光栄ですというか、何と言ったらよいのか、、、、非常にウレシイのだけど、ウレシイという表現が当てはまるのかどうか。



出来ることならいつの日かご当地を訪れて感謝の気持ちを伝えたいと思うのですが、そういう機会があるかどうか。今はとにかくどうか安らかにお眠りくださいと、東洋の端っこから祈るばかりです。



都響の公式サイトに記事が上がっています。

http://www.tmso.or.jp/new/index.html#050322




posted by こが@管理人 at 23:13| Comment(0) | 旧ブログサイトログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月21日

追悼マエストロ・ベルティーニ

マエストロ・ベルティーニの愛弟子、スティーヴン・スローン氏の指揮で、図らずも追悼公演となってしまった<作曲家の肖像vol.55、ショスタコーヴィチ>。



前半に予定されていた、喜歌劇「モスクワのチェリョムーシキ」は一度練習をして、スローン氏の音楽が浸透しようかと言った矢先だったけど、曲想があまりに追悼公演には向かないため、自粛することになってしまった。チケットは半額払い戻しの措置が取られた。



後半というか、唯一のプログラム交響曲第8番は、ある種おおげさな言い方かもしれないけど、去年5月のマエストロ・ベルティーニ最後の公演、マーラーの第9番の時の会場の雰囲気を何度も思い出すような、客席をも巻き込んだすごい演奏会になった。僕は、あのマーラーの9番みなとみらいの雰囲気というものは、もう決して体験することの無いものだと思っていたんだけど、ピーンと張り詰めた緊張感が最後まで途切れず、不謹慎ながら、あの時のみなとみらいの舞台上でのことを思い出していた。



スローン氏の指揮者としての技量はもちろんだけど、師ベルティーニへの追悼の気持ちが強くあったのだと思う。スローン氏の指揮ぶり、僕がそう思うだけかもしれないけど、どこかというか、モノマネとか表面的なことではなく、なんだかベルティーニ氏と同じ匂いがする。そう言うのを薫陶を受けたというのかもしれないけど、今後楽しみな指揮者に出会ったような気がする。でも今はそう言うことを考える余裕も実はまだ無いんだけど、書き留めておかないと忘れそう。




posted by こが@管理人 at 00:11| Comment(0) | 旧ブログサイトログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月19日

辛い話

昨日の朝、練習が始まる前に、マエストロの訃報と今後について話があって、最後に、インペクのKサンが涙ながらにみんなに一生懸命に伝えてくれた。僕も思わずもらい泣き。



通訳の方を介して、マダムとお話しできたこと。



パリからテルアヴィヴの病院に移って、とにかく都響との思い出をよく話していらっしゃったそう。それからやはり都響のことを「with love」とおっしゃっていたことなどなど。。。



改めてマエストロに感謝。



いい話だけど、それだけに辛い。







posted by こが@管理人 at 02:33| Comment(0) | 旧ブログサイトログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月18日

悲しい知らせ

都響の談話室への投稿で知りましたが



マエストロ、ガリー・ベルティーニが、17日ご逝去されたそうです。77歳で。



気持ちの中に大きな穴が開いてしまったような。



発売されて間もない横浜のマーラーの8番を聴きながら眠れずにいる訳ですが。ちょっとショックが大きすぎます。



気持ちの整理はつきませんが、数々の名演に参加出来たこと、素晴らしい音楽を残してくださったこと。僕たちや聴衆の皆さんをとても大事に思っていてくださったこと。心から感謝したいと思います。





http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L3059719,00.html



http://it.news.yahoo.com/050317/2/35eat.html



posted by こが@管理人 at 04:50| Comment(0) | 旧ブログサイトログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月16日

あれこれ

確定申告の期限が迫っていて、でも今年はなぜか全くやる気が無く、ずっと放置したままだった。



で、おもむろに税務署から来た封筒をみると、3月15日が期限だと書いてあって、、、、げっ!



やる気が無いのとあいまって、ずーっと勝手に16日が期限だと思っていたので、いや〜さすがに参った。都響の本番、ベルリオーズのレクイエムの演奏会(14日)から帰って来て、翌日15時ごろに準備が整うまで、ずーっと書類と電卓に向かい続けたのであります。まあ過去最速で必要書類をまとめ、書き上げて、検算も何度も出来た。これもインターネット経由で、添付しなければいけない書類を自宅でプリントアウト出来るようになったお陰なんですけどね。以前なら提出までに税務署まで何往復かしたもの。。。



まぁハッキリ言って自分がバカなんだけど、締め切りぐらいはちゃんと認識しておかないとねぇ。しかし毎年毎年、と言うか年を重ねるにつれ入試のシーズンが終わって、新しい年度が始まるまでのこの時期、気分的に春休みという感じで、どうしても張り詰めていた気持ちを解放したい衝動に駆られるわけで、まあ確定申告さえなけりゃなあ〜と言うのが本音なのであります。



今年も去年みたいにどこかきれいな桜を見に行きたいなぁと思ってはいるんだけど、去年より開花が遅いみたいだし、無理かな。



毎度、駄文なので構成も何も無く書いているんだけど、今年、自分の生徒の一人が初めて芸大に合格した。ので、すごくうれしいのだけれど、当欄ではあまり書くべきじゃ無いか。4年間見て来たので、感慨もひとしお。しかし、まだ後期日程の試験で頑張っている?頑張った??子たちもいるので、やっと訪れた静かな気持ちで、吉報をお待ちしておきましょう。みんなそれぞれの場所で精一杯頑張ってほしいと切に願うばかり。





posted by こが@管理人 at 03:55| Comment(0) | 旧ブログサイトログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月11日

jigブラウザWEB

久々なケータイネタ。



auのダブル定額というメールやインターネット使い放題の料金プランに加入しているので、毎日移動中にネットを見たり電車の乗り換えを調べたり、まあ便利に使っていて、充電器が手放せないわけだけど、ここへ来て待望のサービスが始まったというニュースを見て早速加入してしまった。



一部の機種では「jigブラウザアプリ」としてすでに販売されていたようで、ケータイからケータイ用のサイトを閲覧するのではなく、パソコン用に作られた、いわゆる普通のホームページを表示、閲覧できるようにする「フルブラウザ」というもの。



どういうメリットがあるかというと、例えば○サヒコムとかのニュースサイトは、ケータイだと有料登録しないと詳しいニュースまでは見せてくれないのですが、パソコンサイトをフルブラウザで見るとモチロン普通に無料で閲覧できるわけです。あとケータイで調べものをする場合にgoogleで検索すると、パソコンサイトをケータイ用に変換して表示してくれるのはいいんだけど、細かく分割されるため、表示がかなりのページにわたってしまい、目的の結果にたどり着くまでにものすごく苦労を強いられたりするわけだけど、ケータイのフルブラウザだとこれもパソコンと同じとは言えないけど、かなり使い勝手がよいです。



しかし、パソコンサイトを表示するとなると、データやりとりの量が必然的に多くなってしまい、携帯電話の会社もそれを使い放題されたらたまらないと言うことで、なかなかアプリとして提供する許可が出なかったらしく、僕も諦めていたんだけど、今回発表された「jigブラウザWEB」というサービスは、jig.jpさんのサイトでこちらの指定したホームページを携帯用に変換して表示できるようにしてくれる合法的サービスで、年額で3000円という料金はかかるけれど、パケット定額と、通信スピードが速いwin機種と言うこともあって、実は激遅の自宅のADSL回線よりもサクサクと快適だったりするので、なんだかザウルスの立場も微妙になってくるし、まあとにかくスバラシイサービスなのでご紹介しておきます。くれぐれも従量課金型のプランの方はお気をつけ下さい。定額使い放題でこそメリットがあると思います。あと、jig.jpさんのサイトで機種とか料金とかご確認下さいね。



最近いろんな方々のブログのブックマークが増えて、読む楽しみも倍増しておりますが、出先で読むことがますます増えそうです。




posted by こが@管理人 at 02:46| Comment(0) | 旧ブログサイトログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月07日

「濱金vol.2」&お祝いパーティ

昨日は既報の通り、僕の恩師、永濱先生の日本大学芸術学部をご退官されることをお祝いする演奏会「濱金vol.2」と、その後お祝いのパーティだった。



ほとんど名前だけの発起人は永濱先生から日芸のトロンボーン専攻のあとを引き継がせていただく僕だったんだけど、実際は実務的なことや、企画その他は先生と学生達によってほとんどの段取りがつけられた。マネジメントはサウンドギャラリーさんで、社長の新井さんは実は日芸の打楽器科の講師でもいらっしゃるので、まあ話はトントン拍子に進んだ(らしい)。



それにしてもよくよく考えると、ちゃんとしたホールを借りて演奏会を開き、そのあと単なる打ち上げではなく、お祝いのパーティというものを開くと言うこと。終わった今考えるとかなり無謀だったように思うけど、良くやったなあと思う。一般的にはパーティのみを開いて、その中でいろんな音楽仲間が演奏するというのはあるんだけど。



1日で2カ所を切り盛りしなければいけなかったわけなんだけど、しかしそれは全国から集まってくださる永濱先生ゆかりの皆さんの便宜を考えると、1日で両方の方が良いわけで、結果的にパーティの方も予想以上の方々にご参加いただき、大盛況となった。終了後、永濱先生も大変喜んで頂いたので、頑張って良かったなあというつかの間の開放感に浸っております。



しかし、今回の2つのイベントを1日で行うというきつい事も、実は当日てんてこ舞いで演奏と事務的なこと両方をこなしたNさんを中心とした学生の皆さんの頑張りに負うところが大きい。4年生は僕が高校生の頃からみさせて頂いた初めての世代で、学生さん達の成長を間近で見るのは本当にうれしい。かと言って僕が何かを教えたからと言うことはなく、全く本人達の努力の成果。



話は演奏会のことに飛んで、結局当日まで僕が吹くべき曲を全部把握できていなくて、ゲネプロで突然吹くハメになったりとかしたものだから、3曲目から最後までほとんど1stのパートで吹きっぱなしだった。心の準備も出来ていなく、ゲネプロはしっかり練習することになってしまったので、日頃から受験生などに「スタミナは有限だから本番直前は極力温存するように」と言いながら、自分はまったくそのように出来ず、本番前には見事にスタミナは底をついてしまった。あと自分に残された手は、もう諦めるのみ。まあこの開き直りが大事だったりもするんだけど、本番自体は自分にとって大変過酷なものだったけど、ソロの部分はまあまあの出来だったでしょうか?



パーティでは、僕が永濱先生の後任と言うことで、多くのOBの方々とお話しできた。しかし「ホームページ見ていますよ」と言うご挨拶も最近はとんと聞かれなくなってきてたんだけど、今回は数人の方に言われました。この文章もお読み頂くかと思いますが、ホント恥ずかしいですね。まあどんなやつが後任なんだろうと思われるかもしれませんが、もうちょっと文章を上手くまとめて書けるようになりたいなと思ってはいるんですけど、、、まあこれから末永くおつきあい下さいませ。



さて、明日(今日)は芸大二次の発表か......





posted by こが@管理人 at 02:28| Comment(0) | 旧ブログサイトログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月05日

受験関係は一区切り

今年度の入試関係の仕事がほぼ終わった。



しかし、まだまだ私立などの後期日程を受験する生徒さんとかがいるので、気が抜けないところもあるけど、基本的に今は、やっと発表待ちという段階になった。僕が受験生に対して出来る事はもうほとんど無い。まぁ励ます位。



みんなにはホント頑張ってほしいけど、僕自身は、正直かなりの肩の荷がおりて、ホッとしているんだけど、本当の意味でのおしまいはもちろん最後の合格発表が終わるまで来ないかな。



受験生みんなには、心から合格してほしいと願っている訳なんだけど、現実にはなかなかそうもいかず、つらい場面にも数々立ち会って来たけど、先生としてはとにかく悔いの残らない入試であってほしいなと願うばかり。



とある受験生と話をしていた時に、ふと「いろんな人の人生が目の前で交錯していますよね」と言う話になり、そう言われると、まあこんなにそれぞれの生徒さんの人生の節目、転機というものが一時期に、入学や卒業含めて、それも僕の目の前で交錯しては、また世の中に広がっていくという、精神的には非常にしんどい事ではあるんだけど、他の仕事では経験することのできない、興味深い仕事をやらせてもらっているんだなと、痛感。



また今年は大学の卒業はもとより、都響のメンバーの退職とか、あと恩師の先生のご退官などなど、あと忘れそうになっているんだけど、自分自身も少々の決心が必要だった小さな転機の真っ只中にあって、本当に今は毎日色んなことに追われながらも、形は無いけど、かけがえのないものを僕自身も勉強させていただいているという状態。



そう言う訳で、2〜3月あたりは、実は別な意味での師走だったりするのでした。





posted by こが@管理人 at 03:35| Comment(0) | 旧ブログサイトログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする