2008年06月10日

パーシー・フェイス・オーケストラ2008ジャパンツアー(長文 ^^)

ずっとファンだと言いながら、生まれて初めてコンサートに行く機会が出来た。

プログラムなど概要は<続きを読む>以下のページで。ちょっと長いです。

コンサートに付き物のパンフレットの配布や販売が無くて、1枚のチラシに曲順を印刷されたものを配られただけなので、買う気満々で行った僕は拍子抜けでした。パーシー・フェイスについてはWikipediaをご覧ください。

しかし演奏はもう本当に素晴らしいのひとこと。大満足。

続きを読む
posted by こが@管理人 at 17:52| Comment(5) | TrackBack(0) | Percy Faith & Easy Listening | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月09日

Percy Faith 36年目の贈り物(力作&長文)

トップページから行ける僕のプロフィールの欄に専門分野としては「パーシー・フェイス氏」の名前があって、何だろうと思われている方もいるかもしれないんだけど、1930年代から1976年に亡くなる直前まで活躍した、カナダ生まれで主にアメリカで活躍した作曲家、編曲家、オーケストラ指揮者、プロデューサーなどの肩書を持つ人。日本では「パーシー・フェイス・オーケストラ」というポピュラー、イージーリスニング系のオーケストラのアレンジャー兼指揮者ということで有名。一番有名なヒット曲は、映画「避暑地の出来事」から「夏の日の恋」。。。詳しくはこちらをどうぞ。

今でも結構盛んにLPレコードからリマスターしたCDがリリースされ続けているので、ファンは亡くなってから30年というのにまだまだたくさんいると思われます。僕もその一人ですが。ネット上では驚くほど詳細なディスコグラフィ(英語)も公開されています。

30周忌の今現在は彼のファンにとって、かつてない大変幸福な時代なのです。理由は簡単。膨大なアルバムが、2枚分が1枚のCDに収められて続々と再発売されているからです。この先気が向いた時にでも、フェイスのディスクについても、書いて行くことにして、投稿時のカテゴリを作りました。

今回その第一回目の記事を書くきっかけになったのは、初盤のLPレコード発売から36年経った今、これだけ旧盤がリリースされているのに、なんらかの事情でなかなか発売されなかった珠玉のアルバム2枚が存在していたのです。しかも名作の呼び声が高かったからなのか、ファンもなかなか手放すことは少なくて旧盤のLPレコードが中古レコード店に並ぶ機会も少なく、1976年フェイスが亡くなった直後にファンになった僕にとっては、幻の名盤というだけで、もう聴くことは無いだろうと思って諦めていました。

それが、関係者の努力によってこの春LPレコード2枚分を1枚のCDに収録して発売されたというのを、amazon.co.jpで見つけ、早速購入、今現在悦に入っているという訳です。

koga and hattori.jpg

結構引っ張っちゃいましたが、そのアルバムは「Koga Melodies/Ryoichi Hattori Melodies」 日本名「不滅の古賀メロディ」「服部良一郷愁のメロディ」の2枚。発売当時の縦長の美人画も収録されています。amazonのページはこちら。試聴も出来るようになりましたネ、パチパチ。(単なるリンク、アフィリエイトではありません)

で、聴いてみての感想など。

古賀政男と服部良一という、昭和の日本の歌謡界を代表する二人の偉大な作曲家の作品を、フェイスのアレンジでロスアンジェルスで収録。日本限定での発売だったため、欧米のフェイスファンの人達は聴くことがなかなか困難だったらしい。

アレンジされた曲は、原曲からは全く想像出来ないくらいにイメージが変わっているんだけど、フェイスを知る者にとっては、これぞフェイスのアレンジの真骨頂。メロディを大事に扱っているのはもちろんのこと、あのヘンリー・マンシーニさえも日本と中国の見分けがつかず、我々からすると妙な誤解と偏見に基づく音楽をごく一部で書いているんだけど、フェイスの場合は全くそういうことはなく、かなり力の入った珠玉の作品群ということが言えると思う。

美空ひばりさんのヒット曲「YAWARA」は(Softly)という、ちょっと首を傾げる注釈のお陰で間違ったイメージをフェイスが持ったんじゃないかと思ったんだけど、でも同じメロディでもここまで違ったカラーに飾り付けなおすことが出来るんだと、そのアイデアの豊富さに逆に驚いた。オリジナルのメロディが、アレンジャーのアイデアと力量でこうも違った輝きを放つものかと。

他作品も、フェイスが強引に自分のフィールドに引き込んだだけという人もいるかもしれないけど、しかし大変に質の高いアレンジと演奏。古賀メロディと服部メロディの先入観を見事に打ち破ってくれて、新しい魅力一杯の作品集になっています。ちなみに1970年のリリースです。

オーケストラのサウンドは、ちょうどフェイスのビートルズのアルバムのリリースと同じ年だということもあって、その辺と大変良く似たサウンド作り。「古賀メロディ」の方はフェイスの中期を代表する感じの、ちょっとオンマイク気味で分離のよい安心して聞ける音作り。特徴的なよく歌うストリングスやフルート中心の木管、チェンバロをいれたリズム隊はいつもの通り。「服部メロディ」の方は、それより若干新しい方向のサウンド作りという感じで、雰囲気重視か。こちらは、フリューゲルホルンやサックスのソロも魅力的です。どちらかと言うと個人的には「古賀メロディ」の録音、音作りの方が好きだなぁ。

「古賀メロディ」では「YAWARA」「TOKYO RHAPSODY」、「服部メロディ」の方は「GINZA KANKAN MUSUME」のハモンドオルガン、「AOI SANMIYAKU」「ITUPAI-NO COFFEE KARA」フリューゲルホルンのソロ、お気に入りです。

まあしかし全体を聴いてみると、古賀政男氏よりも服部良一氏の方が当時から西洋音楽志向が強かったことが感じられますね。古賀政男氏の方は純和風という感じでしょうかね。

以上の文章は、音楽の専門家としてではなくて、いちファンとして書いたもの、多分に独断と偏見に満ちています。でも良ければぜひ聴いてみてくださいね。埋もれていた3人の巨匠のコラボレーション。いや素晴らしい。この夏オススメの一枚であります。感想もぜひどうぞ。
posted by こが@管理人 at 01:40| Comment(0) | TrackBack(0) | Percy Faith & Easy Listening | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。